なんにもしてないのに、やたらと面倒ごとが増える家の話
俺の名前は田中。松戸市在住、72歳。無職、独身、健康診断は年1回。
先日、妹から電話がきた。「兄ちゃん、実家どうするの? もう誰も住んでないでしょ?」
そう、両親が亡くなってから8年。
誰も住まず、行かず、気づいたら「なんか面倒そうだから」って放置していた。
■ 異変その①:雑草フェスティバル開催中
春先、市の職員が実家のポストに「草刈りのお願い」って紙を入れてきた。
隣の家から「虫が出る」「洗濯物が干せない」と苦情も入っていたらしい。
自分の土地ですよ?税金もちゃんと払ってる。
なのに、草を刈れって行政から注意されるって…これ、なんか納得いかない。
■ 異変その②:DM祭り、開催
夏頃からやたらと「その空き家、管理されていますか?」という手紙が届くようになった。
不動産会社、解体業者、土地活用の相談窓口……まるで“空き家モテ期”。
いつの間にか「あの家、誰も住んでないらしい」と思われるようになって、
業者からのお手紙がやたらと届くようになった。
気づけば、自分の家が“空き家認定”されてたみたいだ。
■ 異変その③:誰かが勝手に住んでるんですけど。
秋、近所の人から電話がかかってきた。
「田中さん、あの家……夜に電気ついてますよ?」
えっ?誰もいないはずだけど。
慌てて行ってみたら──
玄関の鍵が壊され、室内には知らないソファと布団と調味料。バイクのヘルメットまである。
警察を呼んだら、「民事の要素もありますね」と歯切れが悪い。
「使用の実態が確認できるまで動けない」って……不法侵入なのに???
■ 異変その④:固定資産税が“びっくり価格”に
年末、役所から通知がきた。
「住宅用地の特例が解除されます」──つまり、税の優遇が外れる。
ざっくり言うと、これまで数万円だった固定資産税が、十数万円に跳ね上がる。
「6倍」とまでは言わないけど、放置してただけでこの仕打ち。
放置のツケは、いつか、確実に返ってくる
何もせず放っておいただけなのに、
草は伸びる、苦情は来る、誰かが勝手に住む、そして税金が跳ね上がる。
「動かなかった代償」って、こういうことを言うんだな…と、身をもって知った。
…ということが、実際にあったとか、なかったとか。
こんな話、どこかで聞いたことありません?
空き家を放置すると、何が起きるのか?
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松戸市の実例で解説|空き家放置のリスクと今できる選択
松戸市では2018年から2023年で、空き家率が約12.7%から14.0%に上昇しています。
具体的な相談事例やタイミング、行政対応もまとめられていて、地域のリアルな事例理解に役立ちます。
行動するなら、「いま」です。
 空き家は、静かに崩れながら、いつかそのツケを回してきます。
それはあなたの時かもしれないし、あなたの大切な人(子どもや孫)が引き継いだタイミングかもしれません。
【格言】 後でやろうは、馬鹿やろう。
松戸市で空き家を抱えている方は、
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➡️ 〖松戸市 空き家相談〗高齢化とともに増える空き家、放置リスクと今できる選択
 
    






